当然のことであるが、大抵の子どもが風邪を患った場合には診察をした医師が薬を処方することになる。
けれども子どもは、必ずと言って良いほど薬を飲むのを嫌がるのだ。
甘くてシロップ状をした飲み薬ならば、さほどでもないが、苦みがある粉薬は「ペッ」と吐きだしてしまう。
「良薬口に苦し」という有名な諺があるが、そんなことは子どもには一切通じないだろう。
「おやつ」や「おもちゃ」と引換に釣ることは教育上良くないとされているが、ついついやってしまう母親も少なくないだろう。
子どものためを思って飲ませているが、親心に関係なく吐き出されたりすると怒りに似た感情が湧き出ることもあるようだ。
かといって薬を飲まずに放置していたら、病気も良くはならないので気が滅入ってしまう。
薬に限らず子どもは好き嫌いをする場合が多い。
「人参」や「ピーマン」や「トマト」などは大人になってから食べられるようになった人も少ないないようだ。
実のところ「子供の味覚は成人の男性よりも数倍から数十倍も強い」と言われているらしい。
子どもも<親を困らせてやろう>として薬を嫌がっているわけではないのだ。
同じ目線で接してあげて、かんしゃくを起こさないように大人は注意をしよう。
具体的な飲ませ方は、また機会があれば説明するが、親としていろいろな工夫をして愛情を持って薬を飲ませてあげよう。
大人でさえ薬を飲むのが苦手な人もいる。
症状に合わせた医薬品よりも、飲み薬ではなく錠剤や塗り薬で選択するのも一つの方法だ。
そういう困った時にこそ、医薬品のインターネット通販サイトを活用すると良いだろう。